夏(なつ)の強(つよ)い日差(ひざ)しであたためられた空気(くうき)が上昇(じょうしょう)し、積乱雲(せきらんうん)ができると、大量(たいりょう)の雨(あめ)を降(ふ)らせます。
1時間(じかん)の雨の量(りょう)(mm)によって、日本語(にほんご)の表現(ひょうげん)が変(か)わるので、紹介(しょうかい)します。
1時間の雨の量(mm)
10~20未満(みまん)…やや強(つよ)い雨 ザーザーと降るイメージ
20~30未満…強い雨 どしゃ降り
30~50未満…激(はげ)しい雨 バケツをひっくり返したように降る
50~80未満…非常(ひじょう)に激しい雨 滝(たき)のように降る
80以上…猛烈(もうれつ)な雨 災害(さいがい)の恐(おそ)れを感(かん)じる
ある時間内(じかんない)に大量に降る雨は、「大雨(おおあめ)」「豪雨(ごうう)」とも呼(よ)ばれます。
短(みじか)い時間で集中的(しゅうちゅうてき)に降る大雨を「ゲリラ豪雨(ごうう)」と呼び、これからの時期(じき)は注意(ちゅうい)が必要(ひつよう)です。
ゲリラ豪雨になる前には以下(いか)のような前兆(ぜんちょう)が見られます。
・急(きゅう)に空(そら)が暗(くら)くなる
・冷(つめ)たい風(かぜ)がふく
・雷(かみなり)が鳴(な)り始(はじ)める
このような前兆があったら、すぐ屋内(おくない)に避難(ひなん)しましょう。
夏はゲリラ豪雨にも気(き)をつけて過(す)ごしてくださいね!