七五三(しちごさん)とは、7歳(ななさい)、5歳(ごさい)、3歳(さんさい)に なる 子供(こども)の 成長(せいちょう)を お祝(いわ)い する、日本(にほん)の 伝統的(でんとうてき)な 行事(ぎょうじ)です。
女(おんな)の 子(こ)は 3歳(さんさい)と 7歳(ななさい)、男(おとこ)の 子(こ)は 5歳(ごさい)に なる 年(とし)に 神社(じんじゃ)へ お参(まい)り する のが 一般的(いっぱんてき)です。
七五三(しちごさん)の 起源(きげん)と なる 儀式(ぎしき)は、平安時代(へいあん じだい)【794~1185年(ねん)】に 始(はじ)まります。
昔(むかし)は 子供(こども)の うち に 亡(な)くなる こと が 多(おお)く、無事(ぶじ)に 大人(おとな)に 成長(せいちょう)する のは とても 幸運(こううん)な こと でした。 特(とく)に 7歳(なんさい)まで は 病気(びょうき)にも なりやすかった ため、この 時期(じき)に 子供(こども)の 成長(せいちょう)を お祈(いの)り する こと が とても 大切(たいせつ)に されて いた の です。
それぞれ の 年齢(ねんれい)は、昔(むかし)の 儀式(ぎしき)に 由来(ゆらい)します。
3歳(さんさい)・・・子供(こども)の 髪(かみ)の毛(け)を 伸(の)ばし 始(はじ)める 儀式(ぎしき)を 行(おこな)った。
5歳(ごさい)・・・男(おとこ)の子(こ)が 袴(はかま)を 着始(きはじ)める 儀式(ぎしき)を 行(おこな)った。
7歳(なんさい)・・・女(おんな)の子(こ)が 帯(おび)を つけ始(はじ)める 儀式(ぎしき)を 行(おこな)った。
昔(むかし)も 今(いま)も、七五三(しちごさん)には 子供(こども)が 無事(ぶじ)に その 年齢(ねんれい)を 迎(むか)え られた こと に 感謝(かんしゃ)し、さらなる 成長(せいちょう)を 祈(いの)る 親(おや)の 思(おも)い が 込(こ)め られて います。