明治時代(めいじじだい)に 洋服(ようふく)が 着(き)られる ように なる まで は 毎日(まいにち)着(き)られて いましたが、今(いま)では 特別(とくべつ)な 日(ひ)に 着(き)る もの に なって います。
着物(きもの)は 着(き)ていく 場所(ばしょ)や 場面(ばめん)に よって、種類(しゅるい)が 分(わ)かれます。
フォーマル な 場所(ばしょ)には スーツ や ドレス を 着(き)る ように、着物(きもの)では 「訪問着(ほうもんぎ)」という 種類(しゅるい)の 着物(きもの)を 着(き)ます。
結婚式(けっこんしき)に 出席(しゅっせき)する とき は、既婚(きこん)の 女性(じょせい)は「黒留袖(くろとめそで)」、未婚(みこん)の 女性(じょせい)は「振り袖(ふりそで)」を 着(き)ます。
普段(ふだん)の お出(で)かけ には 「小紋(こもん)」や「紬(つむぎ)」という 着物(きもの)を 着(き)ます。
夏(なつ)の 花火大会(はなびたいかい)など で よく 着(き)る のは 「浴衣(ゆかた)」です。 浴衣(ゆかた)は 夏用(なつよう)の 部屋着(へやぎ)の ような もの なので、フォーマル な 場所(ばしょ)に 着(き)ていく もの では ないんですよ!
着物(きもの)や 帯(おび)は 季節(きせつ)によっても 種類(しゅるい)が 変(か)わり、柄(がら)には 季節感(きせつかん)を 表(あらわ)す もの が 多(おお)く あります。
街(まち)で 着物(きもの)を 着(き)ている 人(ひと)を 見(み)かけたら、ぜひ どんな 柄(がら)の 着物(きもの)を 着(き)ているか 見(み)てみる のも 楽(たの)しい ですよ。